2009年09月20日

日々のブドウの成長記録を通じて…

ワイン王国 2009年9月号
第4回目は、日々のブドウの成長記録を通じて…
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都農独自のブドウ栽培 定点観測編

【ブドウの定点観測】
私は、毎年ブドウの定点観測をしています。ブドウの萌芽がはじまる3月下旬から9月上旬の収穫まで、同じブドウの写真を毎日撮影します。そして、その日のブドウの表情や管理内容を記録して、エクセルのシートに貼り付けています。さらにその表上部には、月齢を書き、月のリズムによって、いつどのようにブドウの表情が変化しているのかも記録しています。一年間の記録をA3用紙に出力しつなげると、7mほどの長さになります。ちょっとした巻物です。
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定点観測を出力したもの。およそ7m。日々、写真、コメントを書き込んでいます。

【月の満ち欠けを利用した農業】
今、月のリズムに沿って農業をしている方も増えていますが、月の満ち欠けは、日本の農業では古くから利用され、月齢という月の周期から、暦が作られてきました。月の引力で海水が満ちたり引いたりすることも、動物の習性にも影響があることも知られています。植物もまた同じで、月の引力(満ち欠け)によって、変化することも体系化され、暦を元に一粒万倍日などが決められ、作物によって、いつ種を蒔くのが良いかも伝えられてきました。

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満開のブドウの花。新月、満月に向けて花が咲きます。

【ブドウも野菜も一緒】
私たちも6年ほど前から、独自の土作りをベースに、月の暦を利用しながら、ブドウの誘引や通路草刈、追肥などの肥培管理をしています。また、野菜の種蒔きや定植時期にも同様に利用しています。例えば、ブドウの開花時期を月齢に照らし合わせてみていると、満月か新月に向けて咲き始めます。

これは、野菜や自然の樹木も同じような動きで花が咲くことがあります。自然のリズムに沿って管理ができれば、健康で風味の良い作物が育ち、農薬の使用量も減ると考えているからです。これは、ブドウも野菜も同じです。私たちの農園では、月のリズムに沿った管理という理由だけではありませんが、農薬の使用量は、以前の1/5ほどに減っています。

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腰くらいの高さまで草をのばしてから刈ります。

【毎年の蓄積が大事】
管理方針を決めるのに、曖昧な記憶をたどって管理を進めるより、明確な記録として残すことで、次年に向けた方針を客観的に決めることができます。この方法と肥培管理は、地元の有機農業研究会から学びました。さらに、地元農家の方からブドウの適時作業の重要性を学び、書き入れていくと、作業によってどのような違いが出るのかも把握できます。
年に一度の栽培ですので毎年の蓄積が大事です。農業技術はノウハウの宝庫。温故知新という言葉がありますが、先達の努力によって培われてきた技術をさらに高めながら、次の世代に継承していくことも私たちの使命だと考えております。

赤尾誠二
posted by tsunowine66 at 14:49| 宮崎 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌寄稿(ワイン王国) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月14日

銅賞となりましたが、価値のある受賞。

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今年で第7回目を迎える国産ワインコンクール。
「国産のブドウを100%使用して造られたワイン」を
対象とした日本で唯一のコンクールになります。

審査は、平成21年7月29日〜31日の3日間にわたり、完全なブラインド(銘柄がわからないようにして)により行われました。審査員には、特別審査員のボルドー大学醸造学部教授ジル・ド・ルベル氏、オーストラリアのワインジャーナリスト デニス・ガスティン氏をはじめ24名の審査員により、厳正かつ公正に出品ワインの審査が行われました。


今回の国産ワインコンクールで銅賞受賞をした、
キャンベル・アーリーとマスカット・ベリーA。

都農ワインで人気1のキャンベル・アーリーは、2度目の銅賞受賞
人気2のマスカット・ベリーAは、初の銅賞受賞となりました。

■都農ワインの底力を象徴する出来事
都農ワインの主力商品であり、お買い得な価格帯のワインが銅賞なりとも評価をいただけたというのは、都農ワインの底力を象徴する出来事と感じております。

特に、尾鈴ブドウのマスカット・ベリーAが初の受賞となったのも
赤ワインの酒質向上の一つの結果だと大変嬉しく感じております。

■銅賞となりましたが、価値のある受賞
宮崎の温暖な気候の中で、色合いや味わいを赤ワインで表現していくのは大変難しく、熟度を上げるために完熟をもとめると台風のリスクもあがります。

そんな中、香りや味わいなどの基準をポイント制で審査した評価をいただくことになったのは、大変嬉しく感じております。結果、銅賞となりましたが、価値のある受賞だと感じております。

今年、都農ワインからエントリーしたワインでは、
4銘柄が入賞致しました!!
受賞ワインは、こちらです。
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<欧州系白ワイン部門>
2008シャルドネ アンフィルタード 銅賞

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<国内改良系赤ワイン部門>
2008マスカット・ベリーA 銅賞

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<ロゼワイン部門>
2008キャンベル・アーリー ロゼ 銅賞

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<スパークリングワイン部門>
スパークリングワイン キャンベル・アーリー ロゼ 銅賞

となりました。
詳しくは、こちらの受賞一覧から。

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マスカット・ベリーA は、初の受賞となりました。
私たちの最も嬉しい受賞です。
このベリーAは、醸造の際にとても苦労していたワインです。
これまで、あの手、この手と醸造方法を模索していたのですが、
近年、味わいのスタイルが固まってきたところでした。

さらに、都農ワインで最も人気のあるキャンベル・アーリーが、
国産ワインコンクールで銅賞を受賞したのは、2度目の快挙。
また、スパークリングワイン キャンベルも同様の銅賞受賞!

地元ブドウ、キャンベルやベリーAの評価が上がっていること、
リーズナブルなワインの評価。とても嬉しい受賞となりました。
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これもひとえに、都農ワインを応援してくださる皆様の支援
ご厚情の賜物と深く感謝いたしております。

これからも、よりよいワインづくりに努めてまいりますので、
今後ともよろしくお願い申し上げます。


シャルドネ アンフィルタードも銅賞を受賞しました。
2008年は、ビックビンテージに相応しい気候だっただけに、
ちょっぴり残念で、悔しい思いもありますが、有難い受賞です。
今年のシャルドネ醸造、がんばるぞ〜。

入賞ワイン、こちらのオンラインショッピングから
ご購入できますので、ぜひ、ご利用くださいませ。


赤尾
posted by tsunowine66 at 11:30| 宮崎 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 受賞暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

多彩な表現が可能なシャルドネ

ワイン王国 2009年7月号
第3回目は、多彩な表現が可能なシャルドネ。

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■多彩な表現が可能なシャルドネ
都農ワインでは、2001年より自社農園で栽培されたシャルドネから、3タイプのワインを販売しています。当時、国内のワイナリーでシャルドネを3種のシリーズに仕立てているのは稀少でした。地域の個性をワインとして表現でき、醸造家を魅了してきたシャルドネ。都農のシャルドネも、都農の個性を表現することに努めています。その年のブドウの個性を100%引き出すワイン作り。ひとつのスタイルに固執せず、多彩な個性を楽しめるよう、農場ごとの特性や収穫時期を見極め、それらを醸造スタイルにまで繋げ、醸すことが都農ワインのコンセプトです。
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完熟期を迎えたシャルドネ。醸造方法を変え異なるタイプのシャルドネを造ります。

■農場ごとの個性をつかむ
シャルドネの農場は、8つの畑があり、およそ2ha。収穫量は、15t〜20tになります。
私は、3月から9月まで毎日畑に通います。そう、雨の日も、風の日も、台風の日も!
冬の剪定時の枝の硬さや感触、萌芽、開花、ベレゾーン、熟成期にいたるまで、すべての農場の特性を把握して収穫のタイミングを決めていきます。

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「アンウッディド」が作られるステンレスタンク。
フレッシュな味わいに仕上がります。

■それぞれのコンセプトでシャルドネを醸す
【シャルドネ アンウッディド】
〜タンク発酵のフルーティースタイル ほのかな甘さも心地よい〜
健全果実のみを収穫し、低圧でプレスします。その後、ステンレスタンクで低温発酵させ、果実味、フルーティーさを楽しめるよう醸造します。さらに、やや甘口のスタイルに仕上げ、親しみやすい味わいになっています。複雑味を持たせず、果実の個性そのものが試されるワインです。

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発酵・熟成には、フレンチオークを使用。
樽の香りが風味豊かなワインを生む。

【シャルドネ エステート】
〜樽発酵、樽熟成の正統派スタイル 酸味のバランスが心地よい〜
黒ボクに粘土が少し混ざった2つの畑から、果実のフレーバーがピークのところで収穫をします。低圧でプレスした後、スガモロ社のフレンチオークで発酵させ、その後6ヶ月間の樽熟成を行います。その間、澱引きせずに旨みを引き出すシュール・リーを定期的に行い、味に厚みを持たせます。酸味のバランスが心地よく、果実味、樽香、そして複雑味が備わったワインです。


【シャルドネ アンフィルタード】
〜樽発酵、乳酸発酵、樽熟成の本格派スタイル 上品で重厚感ある味わい〜
8つの畑のうち、最良単一畑6耕区のみから、完熟した果実のみを収穫します。エステート同様、低圧でプレスした後、樽発酵、樽熟成させます。さらに、アルコール発酵後、乳酸菌によってワイン中のリンゴ酸を乳酸菌に変えるマロラクティック発酵を行います。樽熟成中は、シュール・リーも行い、重厚感を持たせます。そして、旨味を損なわないよう瓶詰。滑らかな舌触りと上品で重厚さを兼ね備えたワインです。


■樽はワインにとって大切な容器
材料のオークは産地によって香りが違い、樽だけでもワインの個性が表現できるといわれています。それだけに私たちも樽材の選定にこだわり、大切にメンテナンスしています。しかし、ワイン樽の寿命は短く、3〜5年。ウイスキー樽が数十年なのに比べたら、とても贅沢な容器です。シュール・リーの撹拌をするたびに、作柄や醸造の特徴などが伝わってきてワクワク、ドキドキ。緊張感が高まる瞬間です。

このようにシャルドネはいろいろな技法で表現することができ、醸造家にとって興味の尽きないブドウです。都農ワインでは将来、シャルドネでスパークリングワインをつくりたいと夢を描いています。

赤尾誠二
posted by tsunowine66 at 14:24| 宮崎 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌寄稿(ワイン王国) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月27日

進化する日本の食

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「食」を私たちの手に取り戻す 最後のチャンス

共同通信社編者で、PHP新書から発行されているこの本に
都農ワインのことが紹介されました。

全国各地の食に関する伝統や文化、現在の食卓や料理への挑戦。
そして、未来への提言など「日本の食」について、数々の現場の生の声を
写真とイラストと共にまとめられている、素晴らしい本です。
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1章:農業と漁業に変化の風が吹く 
「ワイン」と題して、都農ワインの取り組みが紹介されました。
宮崎でワイン造りを成功させた秘訣は、小畑らの情熱と
常識の逆をいく土壌づくりにあった。とはじまっています。

「悪条件克服、一大産地」にと、温暖地での厳しい条件の中、「田んぼに木を植えるなんて…」と、陰口をたたかれながらも懸命に栽培に取り組んだ永友百二。その百二が苦労して始めたブドウ栽培は、やがて周辺の農家に広がり、都農町は県内有数の産地となったことが書かれています。

そして、焼酎王国宮崎でのワイン造り。地元のぶどうで町おこしをしようと、平成8年、都農ワインを設立(第三セクター)。「世界に通じるワインを造りたい」と情熱的に語る小畑。ひとりの夢がみんなの夢に。新たな夢を追いかけ、新たな挑戦をしながらのワイン造り・・・。

他にもたくさんの現場の声が綴られています。
食に対する安全は、作り手として、しっかりしなければなりませんが、食に対する安心感、信頼感というのも大事だと感じました。それには、温故知新ができるような、コミュニケーションも大事だと思いました。

他にも心暖まる逸話もたくさん。これからの「日本の食」がどのように進化していくのか。夢や希望を感じる1冊です。ぜひ、お近くの書店にてお買い求めください!

赤尾
posted by tsunowine66 at 12:45| 宮崎 | Comment(0) | TrackBack(0) | 紹介された書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月01日

都農ならではの仕立てと土づくり

ワイン王国 2009年5月号
第2回目は、都農ワインならではの仕立てと土づくり!
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都農ならではの栽培方法
ブドウは一般的に痩せた土地で良く育つと言われます。地が浅く水捌けの良い畑が多い都農町は、ワイン用のブドウ作りに適した土地だと思っていました。そして、ワイン用ブドウ作りに対する、垣根仕立て、密植、肥料制限などの固定概念もありました。
ここ都農は、年間の雨量は3,000oを超える年もあり、灰色かび病、うどんこ病、晩腐病、ベト病等の病気に汚染され、また、収穫時期には台風襲来によってブドウや葉がちぎり落とされたりと、ひどいものになると幼樹で枯死することもありました。

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土質は火山灰土壌(黒ボク)、土づくりの際に見られる、堆肥を分解する白い菌糸。

都農ならではの土作り
良質なブドウを栽培することよりもまず、健全なブドウを作りたい…。そんな思いの中、地元有機農業研究会と出会いました。彼らの勧めにより、土壌分析をしてみると、ワイン銘醸地に比べ、私たちの畑は極端にミネラル分が少ないことが判明。さらに、健康な植物には病気が入らない、そして、味もいいことを教えてもらい、彼らが取り組んでいた「土作り」を私たちの畑で取り入れることにしました。

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土作りに使用する堆肥(鶏糞)10aあたりに2〜4t散布し、浅く耕転する。

その方法は、積極的に堆肥を投入し、浅く土と混ぜます。土にいる微生物がその堆肥を分解し、植物の毛細根が張りやすい環境を作ってくれます。その毛細根からミネラルが吸収され、健全な果実が得られるという考え方です。従来の栽培法では、堆肥は窒素分、カリウムが過剰になるとして、積極的には利用しませんでした。また、根の成長は栄養成長に走る(実をつけずに枝ばかり伸びること)とされています。

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都農ならではの仕立て方法
地元ブドウ農家さんのアドバイスをいただきながら、仕立て方も毎年の試行錯誤。比較していた棚栽培、一文字短梢剪定。この園が一番良く、すべての園を垣根仕立てから棚仕立てに変えました。結果として健全な樹木が増え、果実の品質も良くなってきました。

これは、農薬散布量の減少にもつながり、なかでもベト病の予防薬であるボルドー液の必要は無くなりました。常識的な考えにとらわれることなく、日々ブドウと向き合いながら、都農らしい栽培方法を模索すること…。これが私たち都農ワインならではのブドウ作りです。

赤尾誠二
posted by tsunowine66 at 14:14| 宮崎 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌寄稿(ワイン王国) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

食用ブドウの垣根を超える!

『ワイン王国』に寄稿させていただきました。No,49〜No,54
ワイン王国は、各国の生産者や、日本を代表するソムリエの協力の下、世界のワイン情報をはじめ ワイン&グルメスポット、 ワイン&グルメ&観光スポット 食とのコラボレーションなど 美味しくて役に立つ情報を 満載しています。
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ワイン王国 2009年3月号
第1回目は、都農ワインの代表品種である、キャンベル・アーリー
について、掲載させていただきました。

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食用ブドウの垣根を超える!
都農町は、宮崎県下で一番の生産量を誇る食用ブドウの生産地。温暖な気候を利用し、「尾鈴ブドウ」としてキャンベル・アーリーを栽培、出荷しています。ところが、このキャンベル・アーリーが盆を過ぎると価格が急落してしまうため、食用ブドウのキャンベル・アーリーに付加価値をつけて、ワインとして販売しよういう目的で、1996年に「都農ワイン」を設立。都農町、尾鈴農協、地元企業の出資のもと、第三セクター方式でスタートしました。
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キャンベル・アーリー 
都農ワイン設立のための試験醸造施設で、私は18歳の時から、ワイン用ブドウ栽培とワイン醸造の両方の担当となりました。冬の剪定、堆肥散布、ビニール掛け、枝誘引、袋掛け、収穫そして、仕込み…。農園長と2人で80aの面積を管理してきました。

そして、本格的なワイン醸造に取り組んだのは、都農ワインのオープン1996年と同時にはじまりました。都農ワイン工場長小畑暁と行った初めての仕込みは、キャンベル。大きなプレス機に5,000sものブドウが、じっくり搾られていくのを見て、圧倒されました。なにせ、試験醸造では、50sのプレス(^^ゞ)でしたから。。。
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5,000sのブドウが搾汁できる、プレスマシン。

キャンベル・アーリーは、果皮と果肉が硬く、ワインには不向きな品種と言われています。ワインにした場合、醸造過程で酸化が進み、フォクシー・フレーバー(狐臭)が発生してしまいます。そこで、キャンベル・アーリーのフレッシュな香りを表現するために取り入れたのが、ブドウ果汁の酸化を抑えた独自の醸造方法。それは、不活性ガス(窒素ガス)を利用した醸造方法。空気より重い不活性ガスをタンク内に注入することで、ブドウ果汁液面にガスの層を作ってくれ、空気との接触を避けることができ、酸化を防いでくれるのです。これは、酸化防止剤の軽減にもつながり、人体に害のある亜硫酸の使用も抑えられます。

そして、もう一つ重要なのは、サニテーション(衛生管理)です。収穫後のブドウを入れるコンテナには、大量の雑菌が付着します。この雑菌は、ワインの味わいに雑味を与えてしまうため、コンテナはもちろん、醸造設備の洗浄、殺菌を徹底しています。これらは、工場長小畑のコンセプトであり、徹底して、酸化をさせない、綺麗にすることに努めています。
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イギリスで定評のあるワイン評価本。「ワイン・リポート2004」で「最も注目すべき100本のワイン」に都農ワインのキャンベル・アーリーが選ばれた。

食用ブドウとして栽培され、ワインには不向きと言われるキャンベル・アーリーと正面から向き合い、キャンベルの良さを表現していくこと―― それこそが、私たちの目指す、食用ブドウとワイン用ブドウという垣根を越えたワイン造なのです。

赤尾誠二
posted by tsunowine66 at 13:52| 宮崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌寄稿(ワイン王国) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月16日

地元での評価、野口賞:産業振興奨励賞受賞

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旭化成の創始者『野口遵』の偉業を顕彰し、その功績と精神を後世に伝えていくとともに、21世紀に新しい産業社会の人材育成と科学技術の振興を図ること、および地域社会への技術的、経済的貢献に寄与することを目的とした賞です。

今回は、都農ワイン工場長 小畑 暁、同工場長代理 赤尾誠二、セレン代表 三輪 晋、前都農町長 河野通継、4名が産業振興奨励賞を受賞しました。

受賞テーマは「地元産ブドウにこだわったワイン生産・販売と地元の振興」。
都農ワインは、地元に本来あった生食用ブドウ、キャンベル・アーリーからワインを製造し、そのワインが海外のワイン年鑑で高く評価されました。また、一方ワイン専用種の栽培では、鶏糞の堆肥を積極的に利用し、火山灰土の土壌「黒ぼく」の改良などの技術開発を重ね、そのワインは国産ワインコンクールで金賞1位を受賞し、地元振興に大きく寄与したことが認められました。
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地元宮崎での評価、受賞は、とっても有難く、嬉しい受賞になりました。これからも、地域の皆様に支持いただけるようなワイナリーでありたいです。

野口賞とは!
延岡振興の母 野口 遵(のぐち したがう 1873〜1944)

野口遵(のぐち・したがう)は、我が国における電気事業界、化学工業界の先駆者で、1923年(大正12年)世界で初めてカザレー式アンモニア合成法の工業化に成功し延岡の地に20世紀をリードする産業基地の建設を行い、現在の工業都市「延岡」の礎をつくりました。
 またその後、産業黎明期にある日本にありながら中国、北朝鮮、台湾に一大化学工場を建設するという、当時としては、余人の成し得ない雄大な構想を描いて世界に雄飛し、そのグローバルな事業姿勢は現在もなお新しい意義を持つものです。さらに、私財のすべてを投じ、日本においては財団法人「野口研究所」を設立、戦前戦後を通じて化学工業の調査研究に多大な寄与をし、また「朝鮮奨学会」の設立に寄与し、これまでに4万人近い奨学生を送り出し、今なお「朝鮮奨学 会」は、南北朝鮮の協議のもと活動が続けられていることは特筆すべきことです。
このような、世界を見据えて大事業を成し遂げた偉大な先駆者、野口遵の遺徳と業績を偲び、その功績を広く永く後世に伝えるとともに、新たな時代感覚で顕彰し21世紀の新しい産業社会を興していく担い手の青少年に、科学技術への夢と希望を育む事業を「野口遵顕彰会」は行っています。

*野口顕彰会ホームページhttp://www.wainet.ne.jp/~noguti-k/index.html
より引用、抜粋
posted by tsunowine66 at 09:21| 宮崎 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 受賞暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月10日

緊急報告!12月11日の『アサデス。』に都農ワインが出ます♪

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突然ですがぁ・・。
明日(11日)、KBCテレビTVの朝の看板番組『アサデス。』に、都農ワインの赤尾誠二が出ますexclamation×2
先日、アサデスのトコさんと“有吉観光”の有吉主任が取材に来てくださいました。
内容は明日の番組を観ていただくということで、乞うご期待です。
トコさんは、テレビで拝見するより実物のほうが若くて、キレイ&かわいらしくて・・肌もピチピチしていて・・揺れるハート
私と年齢が同じくらいexclamation&questionに見えたのですが、じ、じ、じつは・・
私より一回りもお姉さんということで・・。お、お、お、おどろきましたがく〜(落胆した顔)ホント信じられませんでしたたらーっ(汗)
ここでは申し上げられませんが、若さと美貌の秘訣をちゃっかり教えていただきましたヨぴかぴか(新しい)

有吉主任こと有吉保雅さんは、背が高くてハンサムexclamationおまけに性格も明るくて、よい感じわーい(嬉しい顔)なかなかの好印象でした。
ちゃんとワインも買ってくださいましたヨるんるん

お二人は、スパークリングワイン キャンベル・アーリーをかなり絶賛してくださいました。誠にありがとうございますexclamation×2

明日はアサデスを要チェックですよひらめき
ぜひぜひ、TVご覧くださいね〜グッド(上向き矢印)


daクリスマスda

posted by tsunowine66 at 19:29| 宮崎 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・Web出演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

JAPAN TIMES

10月29日付 JAPAN TIMESに掲載されました。
共同通信の配信で、地元の宮崎日日新聞をはじめ、全国の多数の新聞に大きく掲載されましたが、今回ナント!英字新聞のJAPAN TIMESに掲載されました!!
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英字に囲まれた玲二さん・・・。かっこいいです。

「田んぼに木を植えるなんて…」と、陰口をたたかれながらも懸命に栽培に取り組んだ永友百二。百二が苦労して始めたブドウ栽培は、やがて周辺の農家に広がり、都農町は県内有数の産地となりました。

その百二さんの魂を受け継いでいる玲二さん、そして、世界に通じるワインを作りたいと夢を追い続ける工場長小畑。無名のワイナリーが、悪条件を克服し、国内はもとより、世界でも評価されるまで道のりが紹介されています。

世界の都農へ・・・
この英字新聞をオーストラリアで出会った
仲間たちに送ってみたいです。

akao
posted by tsunowine66 at 16:15| 宮崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 紹介された新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

悪条件克服、内外で評価

国内通年企画・都農ワイン、東奥日報コピー紙面2.jpg

■共同通信の配信で、地元の宮崎日日新聞をはじめ、
全国の多数の新聞に大きく掲載されました。

上記記事は、9月13日の東奥日報「食再発見」〜変化のかたち〜

■悪条件克服までの歩み
高温多雨でミネラル不足の火山灰土壌、毎年のように襲ってくる台風…と、ぶどうづくりには不向きともいえる都農の地で、栽培が始まったのは、戦後間もなくのこと。

「田んぼに木を植えるなんて…」と、陰口をたたかれながらも懸命に栽培に取り組んだ永友百二。百二が苦労して始めたブドウ栽培は、やがて周辺の農家に広がり、都農町は県内有数の産地となりました。

■夢は世界一のワイン作り
地元のぶどうで町おこしをしようと、平成8年、都農ワインを設立(第三セクター)。ワインづくりに向けて新たな夢と挑戦が始まりました。

ワインづくりの厳しさは、ぶどう果樹の生育が気候により左右されること。
無名のワイナリーが、悪条件を克服し、国内外で評価されるようになるまでの歩みが紹介されています。是非ご覧ください。
posted by tsunowine66 at 16:29| 宮崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 紹介された新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする